コンサルタント会社を経て、とんかつ豊かを起業した飲食マーケッター小林孝志のブログ

2007年 09月 20日 ( 1 )
第84話 大学での勉強はエキサイティングに楽しむ!
昨日、私の友人であり、私が尊敬する経営者の1人サトーカメラ佐藤勝人専務の
長男「ゆうじ」さんの大学合格が決まった事を知りました。
しかも私と同じ立命館大学経営学部。
なにか縁を感じてしまいます。

豊かのメンバーも大学生ばかりです。

そんな状況でふと自分の大学時代を思い返して見ました。

私にとって大学に行くのはある意味で当たり前と思っていました。
親兄弟を含め祖父の代まで親戚一同全員大卒。通っていた高校も基本は全員進学。
ゆえに何の疑問も課題もなく、大学には行くもんだと思っていました。

勉強もしないまま受けた高校現役の時は4校全敗。
浪人するのも当たり前、というよりも浪人してから本格的に勉強を始めました。
しかしなかなか思う通りには行かず、言い訳たっぷりながら1浪目も8敗!

ここで普通は進路を考えるのであろうが、大学は行くものと決まっているので父親に将来100万円返すから2浪すると宣言。
しかし受けた12校から届くのはスピードくじみたいな不合格通知の山、山、山・・・
予定日より3日遅れで届いたのが立命館大学経営学部からの唯一の合格通知でした。
なんと私が申込書の住所を間違えていたのです。
そのときの嬉しかったのなんの!自宅に1人でいた時に受け取ったので、悪巧み。
母親が帰ってきたときにぺらぺらのスピードくじを見せて「はぁ~」というと、
母親も「はぁ~」。十分に肩が落ち切ったのを確認してから「ジャンジャジャ~ン!」
母親が抱きついて喜んでいたのを覚えています。


ちなみに高校で確認するとこの年の合格ボーダーが300点満点の187点。
私の点は・・・187点でした。

しかも昼休みに同じ2浪中の友人と「おまえ“タンクー停戦協定”って知ってるか?」と参考書で
初めて見た言葉を冗談のように言い合っていた、その“タンクー停戦協定”が出たのです。
奇跡のような、あり得ない合格劇でした。



しかし大学には行くものであって、何を勉強するかなんてこれっぽっちも決めていません。
受けた学部も経済学部、経営学部、産業社会学部、法学部・・・とバラバラ。

だから大学に行っても勉強の仕方がわかりません。

高校のときのように詰め込みで覚えざるを得ない勉強とは違います。
勉強しないとほったらかしにされるだけです。
まずそれに慣れるのに時間がかかりました。

しかも87年といえばバブルの真っ最中。
勉強なんてしてるヒマがないほど、アルバイトをしていました。


私がアルバイトをしていたのが当時は関西で4番手くらいの家電量販店。

メーカーのヘルパーとしてワープロを売る仕事だったのですが、ある日ライバルメーカーの営業社員も応援に入っていた日にその人には一切売らせず自社商品を売りまくりました。
すると夕方にそのメーカーの人が
「うちのワープロを売るとしたらどういうトークをしますか?」と聴いてきたので
「そんなの、簡単!」といってその場でロールプレイングをやって見せたところ、
「ぜひうちに来てくれないか?日給は今のとこより2千円多く出すし、土日だけじゃなく週に4~5日入っても良いから」といわれ、誰の了解も取らずあっさり移籍。


ワープロを売るだけじゃ面白くないので、テレビや冷蔵庫やエアコンまで売りまくり。
私は出勤日のほとんどが店でナンバー1売上でした。
そうなると店のメンバーの信頼も得られます。
まるで社員の如く、陳列替えやPOP、品揃えや価格設定、競合店調査までなんでもやりました。
もう面白くて面白くてたまらない。


3回生のときに「マーケティング概論」という講義を受けて、まるで商売なんてしたこともない学者風の助教授が理論ばかりのたまうのに嫌気が刺したのを覚えています。
そのテストに「机の上で言うのは楽でいいですね~。やってみると難しいけど楽しいですよ!」・・・
なんて嫌味なことを書いて思い切りその単位は落としました。



大学とは入るために頑張るところではなく、入ってから頑張るところです。
その意味ではプロ野球選手と同じです。
逆にやればやるほど使える場所です。


勉強の目的を持って入学する「ゆうじ」さんはそれだけでも素晴らしい!
ぜひその勉強を実践に結び付けて、親父のようなマーケッターになって欲しいと思います。
親父さんが18歳の頃の話は、本人から聴いた話ではとてもこの場で公開できるようなものではないです・・・その分を息子さんに期待してたのがよく分かります。


でも人生で体力的にも一番充実している時。
勉強以上に親父さんのように遊びも、そしてアルバイトという社会体験も充実させて、
大きな人間になるチャンスをつかんで欲しいと思います。


ちなみに私は卒業単位もギリギリでした。
入るときも出る時もギリギリ。

しかし、
私は大学で妻と出会いました。
それだけでも大学に入った価値があると真剣に思っています。


とにかく何かを決めて徹底的に楽しむこと。
それが大学生活を充実させるコツだと思います。




ちなみに父親に大見得を切った2浪のときの100万円。


親父、すみません・・・
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by tonkatsuyutaka | 2007-09-20 08:51