コンサルタント会社を経て、とんかつ豊かを起業した飲食マーケッター小林孝志のブログ

2007年 08月 25日 ( 1 )
第63話 目標は語るにかぎる!
私の会社の決算は8月。
今はまさに期末大決算の時期です。


創業年度は開業からわずか2ヶ月で入院を余儀なくされ、結局5ヶ月あけただけで休業。
2005年度は3月に再オープンしたものの、認知されるまでには至らず・・・
そして2006年度の今期、9~11月は大苦戦したものの12月のテレビ出演をきっかけに、
2月以降「あまから手帖」「ゲイナー」「北摂の101軒」といった雑誌に相次いで掲載されたことで
一気に認知度が高まり、今月は今のところ過去最高売上を狙える業績を残させていただいています。

まさに地下に埋もれていた場所から、やっと地上の光が届くところまで這い出てきた・・・
まだまだそんな未熟な店です。


しかしどんな場合にも「調子に乗る!」という時期がやってきます。
ライフサイクルの法則でいうと、導入期から成長期に入る瞬間。
その瞬間はなりふり構わず、ただひたすら前を見て突っ走ることが求められます。
そこで波に乗れなければ、それは時流ではなくただの流行だった、ということになります。

来期はその大切な時期だと考えています。

だからいろんなことにひたすらチャレンジすることが最重要課題になると考えています。
もちろん今の事業が経営の柱です。
そこにどうやって新しい事業を絡めていくか?
経営者なら誰もが悩みもがくことだと思います。


しかし経営者はというの本当に孤独です。
ほにゃらら手帳に目標を書け!なんて手帳まで販売している飲食店経営者もいます。
私も自分なりのフォーマットでやってみましたが、いかんせん面白くない。
だんだん孤独の殻が固まっていく気がして、私には合いません。

私のやり方は・・・

誰かと話し合って、

意見を聴いて、

その意見をさらにともに煮つめて、

実践レベルまで落とし込みをして、

期日を決めて、

まず始めてみて、

始めた結果を見直して、

問題点を洗い出して、

修正方法を考えて、

それをやってみて、

また結果を見直して・・・


それを1人でやるのはただ私には不可能です。
発想は豊かな方なのですが、思いつきレベルの絵に描いたもちになるだけです。
だからスタッフに問いかけながら、スタッフを巻き込んでひとつづつ商品を作ってきました。
スタッフを巻き込みながらサービスやシステムも作り上げてきました。



しかし経営の方向性となると、若いスタッフには難しいようです。

そのため私は出資者の友人と定期的に話をします。

この友人とは高校1年生からなのでもう25年間の付き合いです。
自分で独立して商売をはじめてもう12年くらいになります。
経営者としては大先輩ですし、事業も業界は大不景気の中で毎年毎年前年を大きく上回る実績を残しつづけている優れた商売人です。


彼に会うと、私は頭にあるさまざまな構想をどんどんアウトプットしていきます。
そして彼の感想や助言を聴くと、さらに構想はグングン加速していきます。
話す前と比べると、250%くらいに大きく膨らみます。

ひとりで手帳に向かってウジウジ考えているのとでは大違い。



彼は「金を出すけど口は出さない」という世にも珍しい人間。

私の話を一通り聴いて、ただうなずきながら感想と助言をいうだけです。
質問も突っ込みも叱責も何もありません。

それは普通で考えると非常に恐い存在なんですが、そこは25年の信頼関係がなせることなのかもしれません。



人は目標を持つと動き出せます。
その目標を誰かとの約束に変えれば、達成にグッと近づけます。
自分に甘~い私は、手帳とは約束できません。

そして目標が大きければ、動き出す初速度に大きな差が出ます。
目標を強制ではなく、共有できる人がいれば加速度に差が出ます。
達成できた時の喜びも何十倍にも膨らみます。



目標は語るにかぎる。
そしてその相手は自分をかきたててくれる人がベストです。
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by tonkatsuyutaka | 2007-08-25 11:31