コンサルタント会社を経て、とんかつ豊かを起業した飲食マーケッター小林孝志のブログ

2007年 08月 21日 ( 1 )
第59話 ピンチがチャンスに変わるとき!
先日、阪大生のスタッフがシフトを変更して欲しいとメールしてきました。
すでに交代要員も手配したのでよろしく~って感じの軽いものでした。


10月いっぱいでやめるといっている彼に私は本気で怒りました。
というか、最近怒るのはこのスタッフに対してばかりです。

彼は店のルールを崩してお盆の忙しい時期を8連休しました。
おばあちゃんの法事があるというので例外で認めてあげたものです。
それをさらに1日伸ばすという・・・
みんな4日しか取らせてあげられなかったのに、ひとりだけ9連休????????!


もうこんな身勝手なやつは要らない!10月を待たずにクビにしてやるっ!!!!!!!!!!


そう心に決めたものの、少し冷静になって20歳の頃なんだかんだと理由をつけては、アルバイトをサボって遊びに行っていた自分を思い出しました。

そうだよな~この時期は遊びたい!遊ぶために生きているといっても過言じゃない。
遊びから学ぶこともいっぱいありますし、今の私を形成したのも遊びです。


しかし、交代したスタッフはこのせいで8日連続勤務です。
人に迷惑をかけたことに気付いていない落とし前をどうつけてやろうか!


ふと、佐藤勝人さんのブログを読ませてその感想文を書かそうと思いつきました。
それで今までの「佐藤勝人の経営一刀両断」から最適の文章を探そうとページを開いたら、
なんとその日に更新された最新版が
「第370話 人生が変わる瞬間」。
このスタッフに言いたいことがものの見事に書いてあります!!!!!

なんじゃこら?!
思わず声を出してしまいました。
おそろしくつながっている・・・


そこで、佐藤さんと私のブログを読んで感想文をコメント欄に入れなさい。
それをしたらシフト変更を認めます、とメールをしました。



すると、
>初めまして、星山と申します。
>佐藤さんのブログを拝見して、「叱るにも愛情が必要」という言葉が印象的でした。
>この言葉はとんかつ豊かの店長である小林さんにも最近よく言われているので
>(僕が怒られるのが多いせいですが)、非常に勉強になりました。
>叱るにも愛情が必要で、時には相手に嫌われる覚悟すら必要なのではないかと思います。
>そして、叱られる側がその事実に気付くことが大事なのだと気付きました。
>大変勉強になりました、ありがとうございます。長文失礼いたしました。

とちゃんと投稿していました。


またこれに対して同文館出版編集部長の古市達彦様より
>相手に嫌われることを承知で叱るには、膨大なエネルギーが必要です。
>今の世の中の大人のほとんどは、そんな自分の利益にならないことはしません。
>あのすごい師匠から学んだ小林社長から、あなたもいろいろ学べるはずです。

というメッセージをいただきました。


佐藤勝人様からは
>基本的に叱られる側が勉強不足なので、それを通訳しサポートしてあげるのが
>兄貴的存在の仕事であり幹部の仕事だと思いますよ。
>君の親分をしっかりサポートしろよ!

さらにそのあとにも

>みんな子供の頃から出来なくても出来ても
>お父さんお母さんや学校の先生に褒められて
>気を使ってもらって育てられてきたから
>君達は事実を言われると素直に受け入れられなくなっちゃうんだよね。
>しかし、社会は学校じゃないからそんな甘ちゃんじゃないんだ。

>それをしっかり学んで実社会に生かせ!

というメッセージをいただきました。


しかも私のブログにも

>その若さでそこまで気付くことは間違いなく君は凄い!
>星山君は頭が良いから3年後には分かりますよ!

>しっかり小林社長に育ててもらいなさい。

>もったいないよ!

という書き込みまでいただきました。



これを見て彼がどうするか、です。
私はクビにしてやる!と一度は決めましたが、やはり辞めさせないことにしました。
彼が卒業するまで関わって、どういう人間に育つのか見届けようと決めました。

彼は、間違いなく私の20歳の時よりもはるかかなた優秀な男です。
ほんの少しだけ勇気と気遣いが足りないだけ。
それでも普通の20歳としては上出来です。



今回のシフト変更のメールからまた多くのことを学べました。
彼がちゃんとシフト通りにしていたら気付かなかったことがたくさんありました。
そういう意味ではとてもありがたかったです。



そして、わが店のスタッフにまで真剣に関わってくれた佐藤勝人様、古市達彦様に心より
感謝いたします。


本当にありがとうございました。
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by tonkatsuyutaka | 2007-08-21 08:22