コンサルタント会社を経て、とんかつ豊かを起業した飲食マーケッター小林孝志のブログ

2007年 07月 10日 ( 1 )
第32話 求人で感じること
夏を迎えるこの時期は、学生はみんな大忙し。
前期試験があり、お盆の帰省があり、サークルの合宿があり、運転免許合宿あり・・・
当店も学生ばかりの店なので、この時期はいつも人手不足になります。
さらに年末年始と2月にも同じような現象が発生します。

そんなことを毎年毎年繰り返すのも大変なので、フリーター限定で求人広告を出しました。
タウンワークを使って7万円ほどかけました。

応募の電話は全部で9件ほどありました。
そのうち4人は高校生だったので断りました。1人は大学生だったので面接の日程を約束。
残る4人は希望どおりフリーターからの応募でした。

この時期は人材確保が大変で広告を載せても応募の電話すら鳴らないのも当たり前と聞いた
ので、広告の内容はしっかり考えて集客と同じ手法でやりました。
昨年のオープン前にタウンワークで募集をしたのですが、極めて一般的なパターンで掲載した
ため、4週間載せつづけて電話が1本という悲惨な結果に終わったことがあります。
それに比べると今回は大きな進化です。


そして面接の日を土曜日に集中させて、1時間おきに時間をずらして店に来るように連絡をして、楽しみに待っていました。


が・・・


なんと・・・


面接に来たのは・・・


1人だけ・・・


あとはキャンセルの連絡さえしてきません。

こちらから電話をしてもすぐに切りやがりました!

なんなんだ!!!!!!!!!



応募者は21歳、22歳、24歳です。
1人は履歴書まで郵送してきているのに、です。



社会にはルールやマナーがあります。
やっていいこととやってはいけないことが法制上、人道上で決まっています。
ましてや子供じゃありません。

何があったかはしりませんが、応募の電話をする勇気があれば、
キャンセルの電話なんてずっとずっと簡単なはずです。
マナーを無視して責任を持つことから逃げようとしている人種が沢山いるのです。


当店の学生スタッフは10代が中心ですが、みんな責任を持っています。
もちろん学校の関係や、体調を崩したり、仕事が合わないといってすぐに辞める人はいますが、
みんなきちんとしています。
いや、させています。



以前ある経営者に「花には蝶、ウンコには蝿が来るんだよ」といわれたことがあります。

でも、
とんかつ豊かは決してウンコではありません!

少なくとも今まで来てくれたメンバーはイモムシで入社してもちゃんと蝶になっています。



その日、1人だけ来た20歳の男性に対する私の面接はかなりキツイものでした。
スタッフが「まるで脅してるみたいでしたよ」というくらいです。

私達はお客様に豊かになっていただくための集団です。
面接で自分の考えを徹底的に伝えて、それに賛同してもらえないなら続きません。
今は技術も知識も必要ありません。
心がけがずれていなければOK!
彼らを教育して蝶として活躍させるのが、経営者の仕事です。
その教育は面接から始まっているのです。



基本は「来るもの拒まず。去るものは真剣に説得する!」です。


今回約束を守らなかった人たちは、もし都合があって当店の面接を受けたとしても、他社の面接を同じように無断キャンセルするでしょう。


でも結果的に来なかった。
こうしてとんかつ豊かは何かに守られているのかもしれない、と感じることができました。
無断キャンセルは絶対に許せないけど、気付きを与えてくれたことは素直に感謝します。
[PR]
by tonkatsuyutaka | 2007-07-10 11:53