コンサルタント会社を経て、とんかつ豊かを起業した飲食マーケッター小林孝志のブログ

2007年 06月 12日 ( 1 )
第14話 勉強の仕方の勉強方法
仕事をして生きていく上で、一番大事なものが勉強。
しかし、勉強ってどうやるんだ?


私も船井総研に入社した直後は、上司の宮内亨氏から事あるごとに勉強不足を指摘され、
しまいには「勉強不足の奴と喋るとムカつく!」とまで言われました。


そういわれても何をどう勉強したらいいのか分からない。
そこで「勉強って本を読むことですか?」と聴いてみました。
すると、「本を読むことが勉強と思ってることが低レベル!勉強の仕方を勉強せえ!」
とさらに激しく一喝を喰う・・・
勉強法の仕方を聴いたつもりだったのだが。



仕方がないので自分なりに勉強について考えました。
勉強が好きになる、ということは
学校の試験勉強じゃないんだから、苦痛であってはいけない。
自分なりにどんどん奥深く追求していけるような形がいい。


そう考えると、私が中学生の時にローリングストーンズにはまり、
彼らのルーツやらロックの派生を調べていくうちに、
とてつもないロック博士になった時のことを思い出しました。


当時は趣味と思っていましたが、
ロックに関する文献を読み漁り、
これはというレコードは東京まで行って1枚3万円で買ったこともあります。
どこに何が売っているのか?
今のようにインターネットでちょちょっと検索、なんてない時代です。
ひたすら中古レコード店をまわり、
そこの店主に色々教えてもらい、
また次の情報元へと足を運び・・・


ようやくたどり着いて、ようやく見つけてきたレコードのジャケットを30分以上見つめた後、
ゆっくりと針を落とす瞬間のワクワク楽しい感覚は凄かった。


自然に無理をすることなく、楽しんでいるうちに知識がグッと深まる。

それこそ勉強だよな、ということに気付きました。


あれと同じ感覚になれるものはなんだろう。
そこで何気なく好きでやっていたチラシチェックを本気で始めました。

毎朝、新聞に入っている折込チラシを見て、全てのチラシの良いところを考え、
またこの店から依頼が来たときのチラシ改善案まで考えました。
これを5年間続けたら20枚/日×365日×5年=36500枚のチラシと
真剣に向き合ったことになります。
チラシ指導が多かった私にとっては最高の勉強方でしたし、
とんかつ豊かオープン以降のチラシ作りも全て自分でやってきたのは、
このときの勉強が身についているからです。


チラシと同様に、時間さえあればありとあらゆる店を見て回ることにしました。
陳列やPOPについて様々な業種の店をチェックしました。
それで本にもなりました。


読むのが苦手な本はせいぜい月に3冊ペース。
そのかわり飛行機の移動中はスポーツ新聞の隅から隅まで読みました。
特に3行広告については全てに目を通して、
支援先でチラシのコピーを作るのに役立てました。


そこでわかったことは
本を読むことも勉強の手段のたったひとつに過ぎない、ということ。
本を読んだら勉強なんて、ただのスタイルだけ。
勉強の手段なんてそれこそいくらでもあります。
その中から自分に合った勉強手段を見つければいいだけ。



勉強のための勉強ではなく、仕事のための勉強。
そこが受験勉強との違いです。
だから楽しく続けられます。


今は食べ歩きが勉強です。
イタリアンにもフレンチにも行けば、餃子専門店からかつ丼専門店まで・・・
なんでもかんでも勉強になります。


食材の組合せ、食器の使い方、盛り付け方法、テーブルのサイズ、オペレーション・・・
そしてなんと言っても食べているお客さんの姿です。


飲食店の経営者は、自分の商品に満足したら終わり。
世の中には数え切れないほどの商品があり、毎日毎日生まれています。
冷蔵庫の商品数とは桁違いです。


だから勉強して、勉強の結果をすぐに実践して、その結果からまた勉強しています。


明後日は和歌山の繁盛飲食店経営者と食べ歩き。
どこに行こうかな・・・うずたかく積まれた飲食雑誌を読み漁る私。
結局、25年経ってロックがパスタになっただけかもね。

楽し~い!
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by tonkatsuyutaka | 2007-06-12 13:09