コンサルタント会社を経て、とんかつ豊かを起業した飲食マーケッター小林孝志のブログ

第71話 横断歩道から、相手の立場を学ぶ
家から最寄駅に行くまでに国道を渡らなければいけません。
国道といっても近くに大きなバイパスができているので、車の通行量は非常に少ないです。
それでも線路に沿いの見通しの良い直線が続く道路なので60キロくらいで流れています。

ここには信号はなく、横断歩道があります。
これを渡るのがなかなか一苦労です。



子供の時に教わった横断歩道の渡り方は、
手を上げて右・左・さらに右を見て車がいなければ渡りましょう、です。

車は横断歩道に人がいると止まらなくてはいけない義務があることは知りませんでした。
高校生の時に原付バイクで、横断歩道を渡っている人を避けて走ったところ、安全運転義務違反で捕まりました。
そこで、はじめて道路交通法で決まっていることを知ったのです。



子供ときに教わったのは基本的に「車が優先」です。
物心のついた時から18歳で違反切符を切られるまでの期間、ずっとそう思い込んでいました。
しかし道交法は「歩行者が絶対優先」です。


私も含めていまだにこのギャップを埋められない人がほとんどのようです。
私が横断歩道を渡ろうとして立っていても、止まる車は100%ありません。
少し強引に渡リはじめると、思い切りクラクションを鳴らされることもあります。
中には止まる車もいます。
しかし、運転席から「くそっ、はよ渡れ!」という声が聞こえてきそうな車が80%です。



とりわけ大阪は日本一交通マナーが悪い場所です。
車同士でも「割り込んだら勝ち!割り込まれたら負け!」の精神です。
譲り合いなんて、まずありえません。
歩行者の立場で横断歩道を渡るのも同じです。
割り込むつもりで、かなり強引にいかないと車は止まってくれません。

「止まれ、ボケ!」VS「渡れるもんなら渡ってみい。アホ!」の戦いです。
それが大阪の交通事情です。



では私が運転している時はというと、やはりマナーは大阪仕様です。
病気で視力を落としてからは、横断歩道で人を見かけると止まるようにしています。
しかし、止まっても相手にとっては「止まるはずがない」ものです。
特に子供はなかなか渡ってくれません。
車が少々派手なのもあるかもしれませんが、全く信用がないのです。
結局「はよ渡れよ~」と心の中で思う自分がいます。
「こんなんやったら止まらんかたらよかった・・・」と。



運転手としての立場と、歩行者としての立場。
こうも違うものです。


本当は少しでも相手の立場になって考えれば分かるはずです。
でも自分が置かれている立場を主張しあうからうまくかみ合わないのです。


それは経営者とスタッフの立場の違いも同じです。
同じ場所で、同じ時間に、同じ目的で動いていても、なかなか一致できないものです。
ルールはあっても、いずれかの立場しか理解できないと永遠に溝は縮まりません。



本来、横断歩道は歩行者が安全に道を渡るためのツールです。
しかし心構え次第で対立の場になります。
店も経営者が金儲けのツールと考えるから対立構造が生まれるのです。
あくまでも成長の場と考えればお互いが豊かになれます。


昨日のブログに書いた売上に応じてアップする時給制度についてスタッフに連絡をしたところ、
スタッフからはありがたいものとして受け容れられました。
やる気が出ていいと思います!と力強いメールも届きました。



少なくとも当店ではみんながしんどければみんな得をする!で一致できれば良いと思います。
スタッフみんなが頑張ってうれしい時にこそ、経営者としてうれしいのが理想です。



そしてみんなの時給が常に上がりつづけるように、集客をしっかり行うのが私の役割です。
みんなの時給が毎日アップする時に、経営者として上手くいっていることが実感できるはずです。

頑張るぜ~!
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by tonkatsuyutaka | 2007-09-04 08:21
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