コンサルタント会社を経て、とんかつ豊かを起業した飲食マーケッター小林孝志のブログ

第60話 ぴっかぴかの床にごろん・・・
昨日は朝から床磨きをしました。
清掃業者に頼むのではなく、いつもスタッフと2人で這いつくばってゴシゴシと床を磨きます。
前回、すごく高価な「ウルトラタフコート」というワックスを使用しました。
そのためにワックスを剥がすのに大変な苦労をしました。


以前に業者に頼もうとして、最大手の会社のサービスマンに来てもらったことがあります。
その時にこんな会話がありました。


小林「床の汚れがひどくてお願いしようと思いますが、○○さんならきれいになるんですか?」
業者「今はどんな方法で掃除をしていますか?」
小林「掃除機のあとスチームクリーナーで磨きますが黒いネチャネチャした汚れが取れなくて・・・」
業者「えっ?スチームクリーナー?ワックスをかけているのに?それ、溶けたワックスです」
小林「えっ!本当ですか?じゃどうしたら良いんですか?」
業者「まず一度ワックスを全てきれいに剥がして下さい。ホームセンターでワックス剥がし剤が
   売っています。それを使って固めのスポンジを使ってこすります。ヘラがあればなお良いです。
   ワックスのない状態にしてから、新たなワックスをかけます。古いワックスをいかにきれいに
   取るかが床磨きのポイントです」
小林「メンテナンスはどうすれば?」
業者「掃除機をかけて、薄めた食器洗剤を雑巾に吹きかけて丁寧に拭き上げればOKです」
小林「そんなんでいいんですか?」
業者「はい。それだけで3~4ヶ月はきれいな状態を保てますよ」
小林「この間、すごく高価な良いワックスを買ったんですけど、それを使うともっと良いんですか?」
業者「いいえ、一緒です。逆にそんな良いのを使うと剥がすのが大変ですよ。
   先ほどもいいましたが、古いワックスをいかにきれいに剥がすかがポイントですからね。
   一番良いのはどこにでも売っている黄色いボトルのやつがベストです」
小林「それって一番安いやつですよね。そんなので良いんだ。
   ところで○○さんに頼むといくらなんですか?」
業者「この広さだと3万円くらいです」
小林「・・・。じゃ、時間かけて丁寧にきれいにしてくれるんですね?」
業者「いえ、機械でやるので30分くらいです。手作業の方がきれいになりますし持ちも同じです」
小林「・・・。」
業者「これくらいの面積なら、手作業でも2人でやったら2時間くらいでできると思いますよ」
小林「じゃ、いっぺんやってみます。今日はわざわありがとうございました」
業者「どういたしまして」
小林「・・・。」



彼は良かれと思って、自信満々に床掃除についてレクチャーしました。
私は大喜びです。
きっとそんな私の姿を見て、彼は良い仕事をしたと思っているのでしょう。

私も船井総研時代に同じような経験をしました。
営業で調子にのって、ついつい相手ができるレベルで業績アップの方法を言っちゃう・・・
そうして仕事が取れないのに、答えを見つけて相手が喜んでいるのを見て満足する・・・
家電量販店での接客でも同じようなことがありました。




彼の場合は自社の商品を高い!ぼろい!と言ってしまいました。
そこにズレを感じました。
きれいになるうんぬん以前の問題です。
絶対この人に頼んでも、通り一遍のことをやって個別に深く関わってはくれないだろうな・・・と
思い、面倒でも自分達でやることにしました。



床掃除の方法とコツはマニアックなプロフェッショナル直伝です。


そして掃除マニアの彼が言った通り、高価なワックスは本当に剥がすのが大変でした。
4時間がかりで這いつくばって汗だくになりましたが、そうして手に入れたぴっかぴかに磨き上げられた床は本当に愛しいものです。
スタッフと2人で床にごろんと横になって作業の終了を祝いました。



業者に頼むとすごく楽だと思います。
しかし、ここまでやると店に対する愛情が湧いてきます。
3万円払って30分できれいな状態を簡単に手に入れるのとは違うと思います。


店もきれいになって喜んだのでしょう。
平日としては過去2番目の売上を記録しました!

愛情が伝わったのかな?
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by tonkatsuyutaka | 2007-08-22 07:49
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