コンサルタント会社を経て、とんかつ豊かを起業した飲食マーケッター小林孝志のブログ

第30話 売上が伸びないときにどうするか?
7月に入り、平日の売上が芳しくありません。
日曜日はかなり長い行列が出来てたのに、平日になったらパタッと減りました。
原因は色々あると思いますが、そんな原因究明に力を注いでも仕方がありません。
土日はいっぱいになる!
しかし平日はゆとりがある。
7月に入って平日のゆとりがさらに拡大した。

そうした現場での事実があるのみです。



昨年の今ごろは本当にお客様が来ませんでした。
土曜日でも1桁の客数の日が何日もありました。
平日は持ち帰りが1件のみで店内ゼロという日もありました。

何が悪いのだろう?
値段が高いのかな?
美味しくないのかな?
メニューが見にくいのかな?
店の雰囲気が悪いのかな?
ポスティングチラシの内容が悪いのかな?
立地が悪いのかな?
箕面市民に合わないのかな?
店名が悪いのかな?
席の配置が悪いのかな?
トイレが古いからかな?
スタッフの愛想が悪いのかな?
それとも・・・?
それとも!!!!!!!!


あまりにもお客様が来なくて、席に座りながら妻や友人にそんなメールばかり打っていました。


必死で欠点を探して、でも直せない欠点が多いことに気付いて、何をすべきか分からなくなる・・・
それで自分の殻に閉じこもる・・・
スタッフも指示がないのでじっとキッチンの壁を見つめて立ちすくんでいる・・・
そんな繰り返しでした。



コンサルタントをしている時は長所伸展!といってたにも関わらず、です。




私は自分でこれ以上欠点を探せなくなったので、お客様に教えていただこうと思って「お客様アンケート」をしました。
といっても大手チェーンがやっているような、味やサービスについて5段階評価するようなものではなく、ただ空きスペースに「何でも気付いたことを教えてください」というアンケートでした。


ところが、いざアンケートを見てみると

「こんな近くにこんな美味しい店があったとはしりませんでした!友達を誘ってまた来ます!」

「余りに旨くて人に教えたくない!大切な人にだけ教えたい、そんなステキなお店ですね!!」

「おいしかった!豚サイコ~、ご飯もおいし~い、見た目もきれいで完食しました」

「仕事で東京によく行きます。美味しいものが好きでよく東京でもとんかつを食べに行きますが、今まで食べた店の中で間違いなく1番だと思います!何もつけずにここまで美味しいとは驚きです」

「とにかく美味しいです!とんかつはもちろんですが、ご飯、梅干し、お茶…全て美味しいものばかりで№1とんかつ店です!」

「お店の雰囲気、食器類、そして何よりとんかつの美味しいこと!!こんなとんかつは初めてです。また絶対来たいです!」

「友達におごってあげたくなりました。自分のお財布から出してでも、紹介したい味。悪いとこ?
ないで~す☆」


正直ビックリしました。
一生懸命悪いところを探していたのに・・・
来ているお客様は満足以上のレベル。
「古い和式トイレが懐かしかった」
こんな意見まであったくらいです。


ということは、私のやることはただひたすら店の存在をアピールすること、
来ているお客様にもっともっと満足していただくこと。
それについてやるべきことを考えていたら、欠点なんてどうでもよくなりました。



欠点改善なんて長所を伸ばしきって、ゆとりが出来たらやればいいことです。
まだまだ長所伸展の課題がテンコモリです。

1週間とか1ヶ月のレベルで売上が落ちても、今来ていただいているお客様から学び、できることをとことんやるだけです。
出来ないことで1人で悶々と悩んでるヒマなんてないのです。



ちなみに一昨日はスタッフみんなで鍋磨きをしてもらいました。
まるで新品のように光り輝いた鍋を見て、これから大切に使うことを認識し合いました。
昨日は食器棚の一斉清掃です。

忙しいとついついかまけてしまう事も、お客様が少ないから出来るのです。

雨が降らないように祈るよりも、台風が来ていてもあの店に行こう!と思っていただける店にするために、目の前のできることを、得意を活かしたことを、着実にやっていくのみです。


そしてそうした作業をしている時に限って、お客様は来るものなんです。
あ~あそこだけ拭き残した!!!悔しい~
なんて言いながら、わいわい楽しくやっています。
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by tonkatsuyutaka | 2007-07-05 11:43
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