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コンサルタント会社を経て、とんかつ豊かを起業した飲食マーケッター小林孝志のブログ

第13話 女心と経営者の・・・
私は言うことがころころ変わります。
サラリーマン時代より、圧倒的に変わるようになりました。


普通は朝令暮改は困るといいます。
しかし朝令暮改どころか朝令昼改、朝令朝改もざらです。


経営者は決断業。
決断が変わるというのは問題なのか?
それとも優柔不断なのか?


現場では時々スタッフがビックリしたような顔をします。
「あれ、また変わったんですか・・・」
私は素直に
「ごめん。また変えた」
と謝ってやってもらっています。


ではなぜ変わるのか?

目的とする基本的な考え方は全く変わっていません。

ただそのプロセスやアプローチが変化しているだけなのです。

変わる原因としては
・状況に応じた優先順位の変化
・決定後に再度深く考えて、新たな気付きの発見
・実践後によりすぐれた改善策の発見


ようは変化ではなく進化しているのです。
進化するには勉強が必要。
勉強すればするほど、ころころ変わります。


大きな会社だと決定を変えるのには、時間と労力を要します。
だから変えないで済むように、絶対的な決定を出します。
しかしそのために起こり得ないようなことまで
ありとあらゆる仮説を検証して時間をかけて決定を出します。
つまり遅いのです。
トロいのです。


小さな会社はそんなことを言ってられません。
時間をかけて考えている間に、商機を逃してしまうかもしれません。
だから決定が早い。
すぐにやる。
やって気付く。
ゆえに変化も早いのです。



経営者の立場からすると、
決断したことを変える、ということも決断の一つです。


新しいことを決断するより、ある意味では勇気が要りますが
より良い方向に向かうために、元の決定に固執する必要などありません。


また変わったのか・・・
ではなく
おっ、また進化した!
ととらえて見ると楽しくなります。
by tonkatsuyutaka | 2007-06-11 07:57
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